LAST HURRAH

SXSW2004 (3月17日〜20日)PHOTO REPORT

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Antigone Rising @ Lucky Lounge
◎ワーナー・ミュージック傘下のラーヴァ・レコードのショーケースで見た女性5人組。安直なたとえではあるけれど、女性版ブラック・クロウズ。ジャニス・ジョップリン……いや、ジョー・コッカーを彷彿とさせるシンガーのド迫力のパフォーマンスと泥臭い演奏に度肝を抜かれた。なぜか勝手にウェスト・ヴァージニアのバンドだと思っていたけれど、実はマンハッタンのバンドだった。

The HaveNots @ Gingerman
◎ロンドン郊外レスターを拠点としているノエルとステファニーのフォーク・デュオ。とは言え、インディ・ロックをフォーク・デュオのスタイルでやっていると言ったほうが、楽曲と2人のハーモニーが醸し出す冷たくて、重苦しい雰囲気の魅力は伝わるかもしれない。

Cory Branan @ Convention Center
◎日中、パネル・ディスカッションやインタビューやトレード・ショーが行なわれているコンヴェンション・センターのデイ・ステージに出演したメンフィスのシンガー・ソングライター、コリー・ブラナン。SXSW開催中の3日間(木・金・土曜日)毎日5〜8組のアーティストがこのデイ・ステージでアコースティック・ライヴをくり広げる。

Trailer Bride @ Yard Dog / Yayhoos @ Yard Dog
◎ヤード・ドッグというアート・ギャラリーの裏庭で開催される恒例のブラッドショット・BBQパーティー。フリー・フード(もちろん、バーベキュー)を頬張り、フリー・ビールで喉を潤しつつ楽しむこのフリー・ライヴは毎年大盛況。ブラッドショットの所属バンドを、ただで一挙に見られるところがありがたい。Trailer Brideのインタビューは本誌7号、また、ダン・ベアードのインタビューは本誌6号に掲載。ともにチェック!

Lili Hayden @ Tambaleo
◎ロック系のアーティストと共演することも多いヴァイオリニスト。中近東ムードも漂わせるサイケデリックな演奏が不思議な魅力を漂わせていた。美人です。

Legendary Shack*Shakers @ Antone's
◎ギタリストが変わっても、J.D.ウィルクス大佐のクレイジーかつデンジャラスなパフォーマンスは全然変わらないナッシュヴィルのヘルビリー野郎リジェンダリー・シャック・シェイカーズ。むしり取った胸毛と陰毛を客席に向かって投げつけ、手鼻を飛ばすウィルクス大佐はどさくさにまぎれて最前列の女の子のオッパイまで揉んじゃうのだった!

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